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4つのWiMAX端末を徹底比較!比較のポイントについて詳しく解説

WiMAX端末を徹底比較!自分に最適な端末を選ぼう

WiMAXを契約する際に悩むポイントのひとつに「どのWiMAX端末を選ぶか」ということがあります。WiMAX端末には古いものから最新のものまでいくつかあり、それぞれ通信速度やサイズ感などに違いがあります。

今回はいくつかあるWiMAX端末の中から4つ選び徹底比較していきます。WiMAX端末を選ぶ際の参考にしてくださいね。

WiMAX端末を比較するときのポイントを解説

WiMAX端末を比較する際には、下記のポイントに注目してみましょう。

・通信速度
・サイズと重量
・連続通信時間
・au 4G LTEに対応しているかどうか

通信速度が遅すぎるWIMAX端末を選んでしまうとインターネットに接続できたとしても、動きや読み込みが遅く、使っていてストレスを感じてしまいます。なので通信速度ができるだけ早い端末を選ぶことをおすすめします。最低でも通信速度が下り最大440Mbpsあるものを選ぶといいでしょう。

WiMAX端末は持ち運んで出先で使えるというメリットがあります。サイズと重量も大きすぎるものは避け、スマートフォン程度のサイズ・重量のものを選びましょう。

連続通信時間というのは充電せずに通信できる時間のことです。連続通信時間が短すぎると、例えば旅行や出張に持っていって使う時に、すぐに充電が切れてしまい不便です。なので連続通信時間はできるだけ長いものを選ぶことをおすすめします。

またauの4G LTE回線を使った通信「ハイスピードプラスエリアモード」に対応しているかどうかも要チェック。WiMAX+2通信が圏外でも、auの4G LTE回線であれば通信できる可能性があるからです。

以上の点を比較対象とし、WiMAX端末をいくつか比較していきます。

1.Speed Wi-Fi NEXT W06

Speed Wi-Fi NEXT W06は2019年1月に発売され、2019年6月現在までに発売されているWiMAX端末の中で最も最新の端末です。 通信速度は上り最大75Mbpsで、注目するべき点は下り最大1.2Gbpsということ。

これまでのWiMAX端末では、下り最大758Mbpsが最速でした。しかしSpeed Wi-Fi NEXT W06はUSBケーブルを使ってデザリングすることで下り最大1.2Gbpsを実現したのです。 Wi-Fi接続時でも下り最大867Mbpsなので、これまでのWiMAX端末よりも通信速度が速くなっています。

さらにアンテナ感度を向上させる「高性能ハイモードアンテナ」や、電波の受信速度と通信の安定性をアップさせる「Wi-Fi TXビームフォーミング」を搭載。 これまで電波を受信しづらかった地域でも電波を受信しやすくなり、データ容量の大きい高画質の動画やゲームもサクサク作動。

Speed Wi-Fi NEXT W06の連続利用時間は、通常利用の場合で約9時間、省電力機能の場合で約12時間です。この時間充電なしで使い続けることができるので、旅行や出張のお供としても最適。

サイズは約128×64×11.9mm(幅×高さ×厚さ)で、重量が約125gと軽量でコンパクトなので持ち運びにも便利です。 au 4G LTEにも対応しています。

2.Speed Wi-Fi NEXT WX05

Speed Wi-Fi NEXT WX05は2018年11月に発売された2番目に新しいWiMAX端末です。通信速度は下り最大440Mbps・上り最75Mbpsと最新機種のW06には劣りますが、電波が弱い時に送信パワーを上げ通信品質をアップさせる「WiMAXハイパワー」に対応。これまでのWiMAX端末に比べて電波の届きにくい場所でも通信速度が速くなっています。

2.4GHzのみではありますが、周りのWi-Fi使用状況を見て確認できる表示ツールを搭載。3つあるチャネルの中から空いているチャネルを選び、タップ操作で簡単に切り替えることができます。

また利用シーンによって選べる「通信速度の優先」「スタンダード設定」「バッテリー持ちを優先」の3つの設定方法があり、ワンタップで簡単に設定可能。機械操作が苦手な人でも問題なく操作することができるようになっています。

連続通信時間は、通信速度を優先で約8.1時間・スタンダードで約11.5時間・バッテリー持ちを優先で約14時間・Bluetooth®接続時のエコモードで約18時間となっています。 サイズは約111×62×13.3mm(幅×高さ×厚さ)で重量は約128gです。au 4G LTEに対応しています。

3.Speed Wi-Fi NEXT W05

Speed Wi-Fi NEXT W05は2018年1月に発売された3番目に新しいWiMAX端末です。通信速度が下り最大758Mbps・上り最大112.5Mbpsと高速通信に対応。現在の最新機種であるSpeed Wi-Fi NEXT W06に次いで通信速度が速くなっています。

今使っているWiMAX端末から乗り換えたいけれど設定ができるか不安、という人におすすめの「Wi-Fiお引越し機能」を搭載。 今使っているSSID・暗号化モード・暗号化キーなどのWi-Fi端末のWi-Fi接続情報を自動でコピーしてくれるので、端末を乗り換える際の難しい設定などをする必要がありません。

連続通信時間は約9時間とたっぷりあるので、充電切れの心配がありません。サイズは130×55×12.6mm(幅×高さ×厚さ)で重量は約131g。薄型でデザイン性が高く外観がオシャレなのも人気のポイント。au 4G LTEに対応しています。

4.Speed Wi-Fi NEXT WX04

WMAX端末は海外製品がほとんどですが、Speed Wi-Fi NEXT WX04は4G LTEに対応した始めての日本製WiMAX端末です。通信速度は下り最大440Mbps・上り最大75Mbpsと最新機種に比べると劣りますが、4G LTEに対応しているので広いエリアでの高速通信ができるようになっています。

またSpeed Wi-Fi NEXT WX04には別売りのWウイングアンテナ搭載のクレードルがあり、クレードルを使うことで通信環境がさらに安定。

さらにモバイルルータでは初めての、電波を無駄なく使う技術である「ビームフォーミング」に対応。これにより通信速度は上がり通信距離が拡大しています。

大容量電池を搭載し連続通信時間が長いのも特徴のひとつ。ハイパフォーマンスモードで約8.1時間・ノーマルモードで約11.5時間・エコモードで約13.8時間充電なしで使い続けることができます。

サイズは111×62×13.3mm(幅×幅×厚さ)で重量は約128gと持ち運びに便利なサイズ感となっています。

総合的に判断してWiMAX端末を選んでみよう

今回人気の高いWiMAX端末の中から4つ選んで比較してみました。それぞれ特徴に違いがあることがお分かりいただけたでしょうか。契約した後で不満を感じないようにするためにも、事前にしっかり調べて納得してからWiMAX端末を契約するようにしてくださいね。